平成17年も年末を迎え、当センターを利用している肉牛農家の生産技術を競い合う各種共励会が開催され、いずれの共励会も年末〜年始にかけての需要に期待感が集まり活気が増した。また、アメリカからの牛肉輸入再開が決定したが、20か月齢以下の解禁ということからか品薄感や安全・安心への不安感もあり、相場は強い展開となった。 |
12月 1日 JA梨北肉用牛枝肉共励会 |
和牛45頭、交雑牛15頭の計60頭が出品され、
最優秀トップは向山和 夫氏、509.5kg、格付けは、A5のBMS9でセリ価格3,000円 / kg。
二位の優秀賞は、大久保豊氏、去勢牛547.0kg、A5、B MS9、
古屋常雄氏の去勢牛414kg、A5、BMS9で、
それぞれ2, 631円/kg、2,480円/kgで競り落とされました。
また、A4以 上の和牛の上物率は、53%でありました。
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12月8日 信州和牛共励会 |
和牛41頭が出品され、最優秀トップは高成牧場、去勢牛503kg、格 付けは、A5のBMS10でセリ価格3,345円/kg。
二位の優秀賞は、 大原畜産、去勢牛608kg、A5、BMS9及び安塚初男氏の去勢牛53 8.5kg、A5、BMS9で、それぞれ2,390円/kg、2,388 円 /kgで競り落とされました。
また、A4以上の上物率は、78%と本年最も高率でありました。
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12月15日 山梨食肉流通センター共励会 |
和牛78頭、交雑牛46頭の合計124頭が出品され、
最優秀トップは信 州和牛出荷組合の岩月牧場で463.5kg、格付けは、A5、BMS10 でセリ価格4,205円/kg。
二位の優秀賞は、砥石浩司氏、去勢牛596.5kg、A5、BMS10及び岩月牧場の去勢牛576kg、A5、BMS 10で、それぞれ2,686円/kg、2,643円/kgで競り落とされました。
また、A4以上の和牛の上物率は、61.5%でありました。
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