甲州牛、ワインビーフ、フジザクラポーク 山梨県産ブランド肉を初めとする、山梨の食肉を消費者の皆様にお届けする市場です。
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株式会社山梨食肉流通センターの会社概要をご案内します

 [ 沿革 ] [ 施設の規模・能力 ] [ 業務の内容 ] [ 処理能力 ]
 [ 衛生管理 ] [ 私たちのめざすもの ]

沿 革

 

名 称
株式会社 山梨食肉流通センター
位 置 山梨県笛吹市石和町唐柏1028番地
設 立 平成3年8月26日
資本金 42,000万円
資本金の構成 山梨県 15,000万円 農畜産業振興機構12,000万円
全農やまなし 7,500万 県食肉業界 7,500万
業務開始



1) 平成3年9月2日株式会社山梨食肉公社(昭和47年12月卸売市場法に基づく市場開設者)から食肉卸売市場開設業務以外の業務・職員全員を継承して営業を開始した。

2) 平成14年6月1日株式会社山梨県食肉公社の解散に伴い、市場開設業務を譲り受ける。
整備状況






















年度

整備内容

事業費(千円)

平成4

と畜解体ライン

96,652

平成5

内臓処理施設

46,556

平成8

汚水処理施設

94,575

平成9

加工処理及び内臓処理施設

266,235

平成12

大動物処理施設及び冷蔵施設

1,124,944

平成13

小動物と畜解体ライン

336,602

平成13

食肉衛生管理向上施設

108,546

平成13

BSE対策(焼却炉)施設

42,736

平成13

BSE対策(脊髄除去)施設

4,736

平成15

県産牛肉
トレーサビリティシステム

7,756

平成18

内臓交差汚染防止、セリ機

76,115

平成21

環境改善施設

6,914

平成21

水質向上施設

17,500

平成21

枝肉加工施設

25,837

平成21

内臓処理施設

13,941



施設の規模・能力

敷地面積 14,554.04m2  建築面積 5,289.73m2

 山梨食肉流通センター

施設名

面積(m2)

大動物

小動物

 けい留施設

550.0

50頭

300頭

 と畜施設

621.3

50頭/日

500頭/日

 内臓処理施設

239.9

50頭/日

500頭/日

 部分肉加工施設

692.3

20頭/日

80頭/日

 取引施設

166.5

200頭/日

250頭/日

 冷蔵・冷凍保管室

760.8

200頭

-頭

 冷却室

57.1

40頭

-頭

 焼却施設

44.2

150kg/時間(60頭/日)

 汚水処理施設(返送汚泥法)

980t/日



業務の内容

卸売市場法に基づく卸売業の許可を受け、
家畜の解体、卸売市場の運営業務を行っています。

 1.受託した家畜のと畜解体
 2.市場への上場
 3.清算
 4.食肉の処理、加工、冷蔵保管、販売及び輸送
 5.家畜の副産物(原皮、内臓、骨等)の処理、加工、販売及び輸送

 


卸売市場法に基づく地方卸売場の開設許可を受け、
市場の運維持管理と適正な取引の指導監督をしています。


部分肉加工等の業務

 日本食肉格付協会認定の部分肉処理施設において、部分肉加工業務を行っています。
 1.脱骨・整形
 2.計量・包装
 3.スライス・パック詰め


処理能力

 1.と畜業務 牛40頭、豚200頭
 2.部分肉加工 牛20頭、豚80頭

衛生管理

当センターは、と畜解体部門、部分肉加工部門、カット肉製品部門、内臓処理部門、市場部門(食肉地方卸売市場)まで一貫処理する総合食肉処理施設であります。

このため、HACCP(危害分析重要管理点方式)システムの理論に沿った衛生管理マニュアルを作成して、衛生管理責任者が作業工程をチェックする体制を整備して運用しております。


当センター食肉処理工程における高度で総合的な品質管理をすることを目的とし、
次の事項を満たすものです。
●衛生管理業務の効率化 ●文書の記録保存、従業員の教育
●高品質で安全な食肉の確保 ●出荷商品の流通状況や評価の把握
●品質管理コストの低減 ●施設内の環境衛生の確保
●食肉処理工程の監督責任体制の確保

基本事項
●健康管理 ●施設の衛生管理
●清潔な身だしなみ ●機械器具の適正使用
●作業場の整理整頓 ●作業の衛生管理
●衛生的な作業 ●その他衛生管理
●正しい手洗いの励行


私たちのめざすもの

弊社は、平成3年に前身の(株)山梨県食肉公社の業務と職員全員を継承して営業を開始し、近代的なと畜ラインの整備や衛生水準向上のための施設整備を重ねてきました。食肉卸売市場と加工処理施設を併設した県内唯一の食肉流通拠点として、消費者に良質・安全・新鮮な食肉を安定的に供給する体制を整えております。

と畜解体施設の1日当たりの処理能力は、大動物が50頭、小動物が500頭となっておりますが、業務効率化のため小動物処理終了後、大動物処理を行っていることから、人的な処理能力は大動物40頭、小動物200頭を目安としております。また、部分肉加工部門では牛20頭、豚80頭の処理能力を擁しております。


業務の内容は、「と場部門」として家畜のと畜解体を行うとともに、「市場部門」として銘柄食肉生産拡大への積極的な関与や県内外の集荷推進により安定した品質・数量の確保を図り、公設市場として適切な価格形成に努めております。

「枝肉加工部門」では、お客様のご要望により脱骨加工からスライス、配送までを行っており、様々な取引に対応できるよう努めております。

また、イベント等による食肉の消費拡大・地産地消の推進に積極的に取り組んでおります。


大動物・小動物のと畜解体ラインは衛生的に管理されており、剥皮する際に家畜体表の汚れが枝肉に付着しない構造であり、消化管の内容物が枝肉に移らないよう食道と直腸を結紮しております。作業員は1頭毎に手指とナイフを洗浄し、ナイフやカッターは1頭毎に83℃以上の温湯で消毒し、細菌を付着させないよう細心の注意を払っております。保存性の良い枝肉に仕上げるために様々な工夫をし、買参人の皆様から高い評価をいただいております。


施設の充実とともに、と畜解体ラインに従事する職員のチームワークが重要であり、枝肉の状態を左右します。鮮度が良く、仕上がり状態を最良にするよう職員一丸となって努力しております。

安全で衛生的な食肉を生産するためには、家畜が搬入された時点から食肉となるまでの一貫した微生物汚染防止等の衛生管理対策が原則となっております。弊社では、衛生管理の向上を図るために、行政と食肉関係者で衛生管理推進協議会を組織して食肉衛生の推進に努めるとともに、衛生管理マニュアルを定めております。

内容はこちらをご参照下さい。



以上、(株)山梨食肉流通センターの沿革から業務内容、と畜ラインの概要、高度な衛生水準を紹介しましたが、今後とも職員一丸となって食肉生産工場の技術水準を高めていきますのでよろしくお願いいたします。

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