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代表者あいさつ
平素より、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社は、前身の株式会社山梨県食肉公社の業務を引き継ぎ、国、県、農業団体、食肉流通業界からの出資により平成3年8月26日に設立され操業を開始するとともに、卸売市場法に基づく地方食肉卸売市場として県の認可を受け、県内唯一の卸売市場を併設した食肉の流通拠点として、屠畜処理、市場運営並びに食肉等の加工販売を通じて、生産者や流通販売事業者並びに消費者の皆様を結ぶ架け橋としての役割を担って参りました。
また、食の安全・安心や消費者からの信頼を確保するために、平成25年12月ISO22000を認証取得し、食品安全マネージメントシステムによる食肉処理・加工施設へのHACCP導入を図るとともに、生産者や流通販売関係者と連携を図りながら地域銘柄食肉のブランド化の推進や、東南アジア方面への食肉の輸出認定施設として食肉の輸出促進に取り組んでいます。
一方、少子高齢化に伴う人口減少の進展等による食肉消費の量的変化や社会構造の変化に伴う消費者・実需者ニーズの多様化、畜産物の国内生産・流通構造の変化、さらには、TPPやFTAにより国際化の進展が予想されるなど、食肉の生産や流通を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。
当社では、こうした社会的情勢の変化に対応するため、平成28年度からスタートした第4期中期経営計画において、1)経営理念の浸透とコンプライアンスの徹底、 2)安全で安心できる商品の提供、 3)経営の健全化 4)環境負荷の軽減 の4つの柱を経営目標に掲げ、畜産や業界発展のためにその役割をしっかり果たして参りますので、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和4年12月
(株)山梨食肉流通センター
代表取締役社長 齋藤 義一
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